特選

お顔ははっきり見えてないのに娘さんの顎の角度から全力で甘えてることを、足先からは嬉しそうな気持ちを手に取るように感じます。その娘さんの感情を邪魔したくないという撮影者の願いにも似たあたたかいまなざしと、娘さんとご主人に対する敬愛が伝わりました。いつもの風景こそ宝物に感じる日が来ます。未来の自分に向けた宝物をしっかり残したいというような使命感にも似た強い意志も感じた一枚でした。

講評：相武えつ子さん（まなざしフォト部の顧問）