バランスチェアの歴史

このページでは、バランス理論の生い立ちから、バランスラボとの関わりなど、バランスチェアの歴史を振り返ります。

1976年
バランスチェアのはじまり

1976年はじめ、ノルウェーのハンス・クリスチャン・メンショールは身体に負担を掛けずに背筋がまっすぐになるバランス状態での着座に関するアイディアの実現を目指し、Odd veie Rosvollとともに調査研究を開始し、世界初のバランスチェア「balans® NIPPON」を開発しました。
世界初のバランスチェアが「NIPPON」と名付けれれたのは、日本人の正座に近い姿勢をバランスチェアで実現できるものであったからでした。

写真:ハンス・クリスチャン・メンショール(Hans Christian Mengshoel)氏

1978年
メンショール氏が三人のデザイナーを開発に参加させる。

提唱者であるハンス・クリスチャン・メンショール(Hans Christian Mengshoel)は、balans®コンセプトに基づいた製品をデザインし、開発することを、3人の家具デザイナー(Oddvin Rykken、Peter OpsvikおよびSvein Gusrud)に依頼しました。

1979年
もう一つの座り方balans

バランスチェアは、コペンハーゲンで開催された 「スカンジナビア・ファーニチャ・フェア」で、 「もう一つの座り方balans®」を披露しました。

1980年
たくさんのバリエーションで製品化

様々なバランスチェアが、ノルウェーの4つの製造者のコレクションの中で、製品化されました。

1984年
SAS輸出パイオニア賞受賞

Balans AS社は、SAS輸出パイオニア賞を受賞しました。

1986年
ヤコブ賞受賞

「balans グループ」(H.C.Mengshoel及びO.Rykken、P.Opsvik、S.Gusrud)は、ヤコブ賞を受賞しました。

1988年
プロダクトマーケッティングサービスがバランスチェアを日本全国に販売。

坂本繁康(株)プロダクトマーケッティングサービス(Sakamoto house 創業者)がバランスチェアと駐日ノルウェー大使館で出会い、バランスチェア・イージーを日本全国に広める活動を開始。

1996年
Balans Management AS設立

balans® のライセンス製造者のために、バランスチェアの新世代品を開発する会社となるために、Balans Management ASが1996年に設立されました。 その前に、バランスチェアの提唱者であり、balans®商標の所有者であるハンス・クリスチャン・メンショールと、最初のバランスチェアのデザイナーであるOddvin Rykkenは、balans®での協力を復活することに同意しました。 彼らは、このバランスチェアが次の名称で表示されることに同意しました。

2005年
ノルウェー・日本修好100周年記念Northern Lightsにバランスチェアを展示

写真左:ノルウェー王国ホーコン皇太子殿下ならびにノルウェー王国特命全権大使オーゲ・B・グルットレ氏と/ノルウェー・日本修好100周年記念EXTREME NORTH~ノルウェーデザインの現在~のオープニングレセプションの席上にて、ホーコン皇太子より、これまでのバランスチェアの販売拡大の功績を讃えてくださいました。

2013年
Balans Management社とバランスチェアのライセンス製造契約を締結。

Balans Management社と(株)プロダクトマーケッティングサービス(Sakamoto house)がバランスチェアのライセンス製造契約を締結。

2013年
サカモトハウスブランドがBalans Management社より、高く評価される

サカモトハウスブランドのバランスチェアの高品質かつ高機能がハンス・クリスチャン・メンショール/Balans Management社より、高く評価される。

2021年
サカモトハウスからバランスラボへ

ブランド名変更と同時に、社名をバランスラボ株式会社に変更。

変更の詳細はこちら

【 特許 】バランスチェア(balans®)には、いくつかの特許および意匠が登録されています。
バランスチェアは、次のところに購入されました。

  • オスロ、ベルゲンおよびトロンヘイム 工芸博物館
  • ニューヨーク クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館
  • ロンドン ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
  • ヴェネチア La Biennale di Venezia
  • 東京国立近代美術館