特選『はじめまして、やっと会えたね。』

まなざしフォト部フォトコンテスト特選
久々に親族一同が集まれた。
祖母の納骨式だった。

大好きな祖母の血が流れる
私たちの子供たち。

マスク越しでもわかる下がった目尻。
誕生を歓迎する明るい声。

雲一つない晴天の下、
故人への冥福を祈る黒色が集まって
語る祖母の思い出と、
それぞれの家族のあれこれと。

世界一やさしい時間の流れを感じた。
そんな日の一枚。


写真・キャプション:popo、@hato.popo.camera



顧問コメント

こちらを向いてるのが中央の白い服の赤ちゃんだけ、周りのご親族の皆様はこちらを向かず黒い服。その対比がお見事で、その対比があるからこそ周りの方の視線が赤ちゃんに向いているのが分かる、またはその視線をうまく表現された一枚だと思います。その対比により、赤ちゃんの周りの優しい空気を感じることができ、そして覗き込まれてる様子や頬が少し上がった様子から、後ろ姿でもその視線のあたたかさを感じる一枚でした。

講評:相武えつ子さん(まなざしフォト部の顧問)


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