特選『初めての花火2020』

まなざしフォト部一期フォトコンテスト「夏」特選
私が夏というテーマで浮かぶのは「花火、西瓜、青空」。
なかでも花火は、幼少期から大人になった今もよく憶えている。花火の内容というよりも「どこで」「誰と」「どんな気持ち」だったかという極めて私的で、人に言えないような感情的な記憶ばかりだけれど。

この写真は、お盆帰省最終日、実家で行った次男にとって初めての花火。大好きな祖父(私の父)との一枚。

この写真が、本人達にとってどんな気持ちだったか、僕には分からない。何にも思ってないかもしれないし、感動で震えていたかもしれない。めちゃ熱い!とか思っていたかもしれない笑。

でも、10年20年先にこの1枚を観た時、僕は今と同じ「育ててくれて、生まれてくれて本当にありがとう!」と思う自信がある。それくらい大切な、愛情溢れる、2020年夏の花火。


写真・キャプション:徳



顧問コメント

お写真から喜び、幸せが溢れてて、みてるこちらが笑顔になれる一枚です。わたしも親と子どもの写真をこんな風に残したい、ズルいと思いました。
徳さんがおっしゃる通り、どう感じて何を思ってたかわからないけど、この笑顔、この関係性が写真の中には残ります。お父様にとってもとても『いい写真』なんじゃないでしょうか?それはお子さんにとってもきっとそうです。

講評:相武えつ子さん(まなざしフォト部の顧問)


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