特選『2度目の夏』

まなざしフォト部一期フォトコンテスト「夏」特選
娘と迎える2度目の夏。
この日は不定休のパパと唯一合ったお休みの日。
雨から始まった休日、
「千葉は昼から止むみたい!」と
急いでレンタカーを手配して、夏を感じにいざ、牧場へ!
ハイハイがだいすきで、
なかなか歩かないスローペースな娘は、
この「ひまわり迷路」でも、もっぱらパパに
かつがれて探検していた。
後ろから追いかけながら撮った写真には、
私をしっかり見つめる瞳があった。
去年とは明らかにちがう瞳の輝き。
考えて、意志を持っている顔つき。
「こんな小さいけれどもう一人の人間なんだ」と思う。
その瞳でこれからどんなものを見るのかな。知っていくのかな。
最初の夏は、この世界に出てきてたった半年だった。
ふにゃふにゃさんだったのが、
この1年でここまで大きくなった。
去年張り切ってメルカリでぽちったロンパースは
今年ぴったりになっていた。
伸びてきた前髪も、もう切るのは3回目。
ちょっぴりガタガタだけど、許してね。
その満足気なお顔も、いつもの無邪気な笑顔も、
うわーーーーんという泣き顔も、ぷいっと怒った顔も、
全部が愛しくて、だいすき。
いつもありがとう、娘。(と、パパ笑)


写真・キャプション:おおしたなつか



顧問コメント

お写真のキャプションを読む前に、同じような眼差しを娘さんから感じました。もうこんなに大きくなったよと言ってるようなしっかりとしたまなざしでとても印象的です。ママをみてるまなざしがまるっと、感情もまるっと詰め込まれてるような一枚です。
夏ってこんなに寂しいんだっけ?と思えるような、そんな心に残る一枚でした。これからも娘さんの成長を楽しみにしてます。

講評:相武えつ子さん(まなざしフォト部の顧問)


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