4月のテーマ『私の写真』

私のお産に立ち会ったことがあるからか、
長女はお産にとても興味がある。

先日、撮り終えたバースフォトを見返していたら案の定、
「なになにー見せてー!」
「赤ちゃんお尻からプリって生まれたのー?」
って擦り寄ってきた。

その日の晩、長女が私を呼ぶ声がするなと思えば
次女(11ヶ月)のお腹に小さな風船を入れて
「もうすぐ赤ちゃんが生まれますよー!」
といいながら介助中・・・
お産ごっこをするようになったのか・・・

11ヶ月で妊婦という奇想天外すぎるシーンに出くわすのも、
この何者のつもりか全く不明な長女の表情や
めちゃくちゃ迷惑そうな次女の表情を収めたいのも、
ああ、もうなんでこういつも転がってるのかしらという背景の靴下たちも、

嫌なくらい私の写真。


写真・キャプション:@hyakoklens_photography さん



顧問コメント

4月のテーマは大きなテーマにしました。私の写真はこんな風だよ!とか、私と写真との付き合いはこんな感じだよ!とか、お気に入りの一枚とか、みなさんそれぞれの『私の写真』を部員さんにリクエストいたしました。先日もご案内しましたが、まなざしフォト交流部は有志での活動になり、そのみなさんの自己紹介も兼ねて自分のことを一度見つめていただきたかったからです。まなざしフォト交流部はパパさんママさんばかりです。暮らしや育児に追われてると自分のことは後回しになりがち。だからこそここで見てくださる方々にも自分の時間を大事にしていただきたいなと勝手に思います。
部員さんから頂いたお写真はどのお写真も思いが詰まってました。等身大にご自身のことを話してくださいました。今の自分のこと、これからのこと、感謝。ご自身のことを振り返られてる内容でしたが、未来への希望も感じるようなお写真ばかりでした。多数お寄せ頂いた中からご紹介するのはこちらの一枚です。
「嫌なくらい私の写真」という言葉がいいですね。ご自身の写真というものが確立されていて、自分の写真というものを俯瞰視され、そして愛されてる証拠だと思いました。お写真が自分にも家族にも生活の中にもしっかり根付いていて、写真というツールがあるから暮らしが豊かになってるようにお写真の中の表情や状況から垣間見えます。写真との付き合い方に私としても家族としても憧れを抱くお写真だったので紹介いたしました。

講評:相武えつ子さん(まなざしフォト部の顧問)