人類は約600万年前に直立二足歩行ができるようになり、一日の大半を歩いて進化を遂げてきました。しかし、いまや一日の活動時間は25分にまで減少し、じっと座っている時間が長くなりました。人類の歴史上、DNAの中には、こんなにも長く座っていたことがなく、身体はこれに耐えられるようつくられてはいません。そうした状況を解決する椅子がバランス シナジーです。

バランス シナジーを一言で表現するならば、「歩くように座れる椅子」です。前後に揺れる構造により体幹筋に適度な刺激を与え、人間が本来持つバランス感覚を呼び起こすことで、自然と背筋が伸びます。また、歩いているときと同じように重心が逆振り子運動となる感覚を、座りながらに感じることができる構造となっています。

〈試験内容〉 着座時に腰に痛みや違和感を覚える男女20名（年齢45.8±11.3歳）を対象とし、バランス シナジー、一般的な椅子にそれぞれ3時間腰かけ負荷作業（読書）を行い、VASを用いて椅子に座っている際の腰の痛みを評価した。バランスシナジーは、男性はスクエアタイプ、女性はラウンドタイプを使用。前後に揺れる向きに着座。一般的な椅子は、バランスシナジー同様に背もたれのないもので比較した。

通常の椅子では、使用10分後に首角度が増加、前傾しましたが、バランス シナジーは首の角度、股関節角度、肩と腰の距離に変化がなく、正しい姿勢を保つことがわかりました。

美濃と飛騨の匠の技

バランス シナジーは、国内屈指の木工技術を誇る岐阜県の美濃と飛騨高山のまちでつくられています。その繊細な加工と精度の高さは、世界屈指。はじめて触れていただいたその手を通じ、品質の高さを感じていただけます。

正しい姿勢と身体の動き方を理解することが大切

バランス シナジーの特徴の一つに「背もたれがない」ことがあげられます。背もたれがないと身体が重心を探して自らバランスをとろうとするためこれまでに気づかなかった自分の「正しい姿勢」と「身体の使い方」に気づくことになります。この2つが健康のスタートラインであり、もっとも大切なポイントです。

近年、メディアでも頻繁に取り上げられる、『座りすぎ問題』。座りすぎ問題研究の第一人者、早稲田大学スポーツ科学学術院、岡 浩一朗教授による実際に使用したバランス シナジーの感想。

発明者 ハンス・クリスチャン・メンショール

バレリーナが片足で回転している時や綱渡りをしている時に人間はバランスを取ろうとしますので、自然に背筋が伸びます。この人体の自然な機能を活かして、姿勢よく座れる椅子がバランス シナジーです。前後のオンオフ運動はコアマッスルに刺激を与え、かつバランスを取りながら、自然に姿勢が良くなります。

バランスシナジーの座面にはオートリターン機能が装備されています。 この機能は、座面を回転させてどの位置で立ち上がっても、座面の向きが自動的に定位置に戻る機能です。
※お客様による組立式（5分）となります。

【STAFFVOICE】
早速試してみましたが、横を向いた時に戻る力が働く、それだけでも快適なんです。

在宅ワーク用にぞくぞくと導入され、木製、コンパクト、軽い、腰対策などの特長が喜ばれています。 もちろん在宅ワーク用だけでなく、パナソニック、トヨタ自動車、ソフトバンクなど社員の健康への意識の高い企業のオフィスにも導入されています。

バランス シナジーに専用プレミアムニットカバーをご用意。ループを編んだニット素材でストレッチ性に優れ、座面をすっぽりと優しく覆うことができます。またはっ水加工を施しているので、さらっとした肌触りで、洗濯することも可能です。 カラーは7色展開。インテリアにあわせてお気に入りの一枚を。

【ラウンドシート】
　幅：330mm
　奥行：358mm
　座面高：485～665mm
　重さ：4.8Kg

【スクエアシート】
　幅：330mm
　奥行：358mm
　座面高：485～665mm
　重さ：5Kg